私の会社で技能実習生を受け入れられるの?その判断ポイントとは
- 環境創生
- 6月12日
- 読了時間: 2分

「ウチの会社でも技能実習生を受け入れられるのかな?」こんなご質問、最近とても増えてきました。
結論から申し上げますと、一定の条件を満たしていれば、多くの中小企業でも技能実習生の受け入れは可能です。ただし、_「受け入れられる=すぐにスタートできる」わけではない_ため、事前の確認と準備がとっても大事なんです。
では、具体的にどのような条件があるのか?まず最初に押さえていただきたいのは、技能実習制度は国が定めた厳しいルールのもとで運営されているという点です。
たとえば…
会社が安定した経営状態であること(赤字が続いている場合はNGの可能性も)
実習を行う業種や職種が受け入れ対象職種に該当していること
技能実習生を指導する**経験豊富な社員(技能実習指導員)**がいること
実習を行う事業所に所属する常勤の役員または職員であること。
技能実習生に習得させようとする技能等について、5年以上の経験を有していること。
技能実習指導員講習を修了していること(場合によっては)。
生活面での支援体制(寮、食事、相談窓口など)が整っていること

これらの要件を満たしていれば、_監理団体(送り出し機関との連携する団体)を通して、手続きを進めることが可能_です。
実際、私たちがサポートさせていただいている企業様の中には、「自社にそこまで体制が整っているか不安だったけど、少しずつ準備して受け入れを実現した」というケースもたくさんあります。
大切なのは、**「できるかどうか」ではなく、「どう準備していくか」**という姿勢です。
また、_最近では育成就労制度への移行が予定されていることから、今後は受け入れ条件や支援内容もより柔軟に・実践的になる見込み_です。ですので、「今はまだ無理かも…」と思っている企業様も、今のうちから情報収集をしておくことをおすすめします。
受け入れにはもちろん責任も伴いますが、実習生と共に働くことで職場に新しい風が吹き、現場の活性化や社員教育のきっかけになるという声も多く聞かれています。

「私の会社でも受け入れられるのかな?」と感じたその時こそ、第一歩を踏み出すチャンスです。迷ったときは、ぜひ監理団体にご相談ください。私たちも全力でサポートいたします!
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